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事故・インシデントの調査
事故・インシデントデータベースの必要性と現状
 事故やインシデント[1]事例のデータベースが存在すれば以下のような利用が可能となり、製品の安全性向上と安心して製品を使える環境整備へと繋がります。
  • 原因と結果を分析し整理することで効率的なリスク削減対策を行う。
  • リスクアセスメントの参考情報として用いる。
  • 安全に関する国際標準提案の根拠データとして用いる。
  • 保険設計の基礎データとして使う。
 生活支援ロボット(サービスロボット)についても、このようなデータベースの必要性が指摘されていますが[2]、事故等に関するデータの組織的収集は行われていないのが現状です。第一の理由としては、生活支援ロボット/サービスロボットとして市場で流通する製品が少なく事例そのものが少ないことがあげられます。また、報告にともなう技術情報の漏えいや公開されることによるブランドイメージの毀損、風評被害を恐れて、企業が事例開示に積極的でない背景もあると言われています。生活支援ロボット実用化プロジェクトの下で、本サイトに事故・インシデントデータベースの役割も付与することが検討されましたが、上記の理由から具体的データの収集には至りませんでした。各地のロボット特区等での実証実験でインシデント情報の取集を試みている例がありますが、横断的な情報共有には至っていません[3]
  • [1] 事故には至らなかったが、事故を引き起こす可能性のあった出来事。ヒヤリハットとも言う。
  • [2] ロボット政策研究会 報告書 ~RT革命が日本を飛躍させる 2006.5
  • [3] 平成27年2月現在
データ収集の課題
 現在わが国には種々の公的な事故・インシデント情報の収集制度が存在し、公開データベースとして利用できるものもあります。(リンク)。生活支援ロボットの普及に伴い事故やインシデントが増加した場合には、製品の法的カテゴリーに従い、例えば下記ような制度でのデータ収集が考えられます。

: データベース例

一方、生活支援ロボットに関わる事故・インシデントは、自律性を有する機械と人並びに環境との相互作用の中で発生するという意味で、独自の調査と分析が必要であると思われます。生活支援ロボットを対象とした事故やインシデントのデータ収集体制については、産学官の協力のもとさらに議論が進むことが期待されます。
資料
 独自に入手した調査票あるいはインターネットで公開されている資料へのリンクです。生活支援ロボットの事故・インシデント調査を計画する際の参考資料として掲載しています。
(愛地球博)出展ロボットに対するヒヤリハット調査票
NEDO「次世代ロボット実用化プロジェクト」の下で(独)産業技術総合研究所が(愛地球博)出展ロボットに対して使用したものです。
愛地球博・出展ロボットに対する「ヒヤリハット事例」調査票(Wordファイル)
同PDFファイル
JST失敗知識データベースで用いられた調査項目
JST失敗知識データベース調査項目
(注)JSTによる失敗知識データベースは2011年3月に終了し、畑村創造工学研究所に引き継がれています。
福祉用具の利用に関わる事故・ヒヤリハット事例 報告シート
(一社)日本福祉用具供給協会ホームページの福祉用具事故情報ページからダウンロードできます。
Machine Accident Investigation Kit
英国Procter Machine Guarding社作成の、英国中小企業向けに作成された機械関連労働災害調査に関する調査キット。
調査手順、インターネット上のリソース、調査用紙が含まれる。
キットページのURL http://www.machinesafety.co.uk/accident-investigation/
安全ハンドブック =事故調査と安全= 第6版 2011
消費者の立場から事故調査のあり方を提言
資料URL http://www.shodanren.gr.jp/Annai/pdf/311_01.pdf